上場予定の新規上場企業の業種、BB期間、注目度など…IPOで投資をしようという人にとって必要不可欠な情報があります。株に投資をお考えの方はこれらの情報に目を向けてみましょう。

サイバーダインIPO時の動きと現在までの変遷

IPOとは新規公開株といい、株式会社が新しく上場するための手段です。今回は上場前に大きな期待がかかっていたサイバーダインを御紹介します。
サイバーダインは、ロボットスーツ開発の筑波大発のベンチャーです。レンタルによる医療福祉サービスを主体としています。ロボットスーツについて、テレビなどで取り上げられたこともあり知名度はあるようです。上場日は2014年3月26日。東証マザーズに上場しました。主幹事証券会社はSMBC日興証券、公募株数は2,117,700株、売出株数は304,200株数となりました。公募価格3700円、初値予想は2700円でしたが、初値は8510円と期待を形にしてくれました。サイバーダインはその後出来高も安定的に推移していますが、主力株の波におされ新興市場銘柄はあまり目立つことがなかったようです。今年2015年の年初来安値は2,800円(2月16日)につけています。研究開発費がかさみ、営業赤字が拡大したとの報道がきっかけでした。その二ヶ月後、4月14日に3415円をつけ、年初来高値をつけています。こちらは個別材料が発表されたわけではなく、日経平均株価が20,000円台をつけたものの、その後の動きは膠着状態で資金が新興市場に流れ込んだものが原因とされています。
4月16日現在の動きですが、月足チャートを確認すると大きく窓をあけて値をつけている日が続いています。出来高は日々多くなっている状況ですが、IPO時ほどの盛り上がりはないようにも見て取れます。
IPO銘柄として、注目を集めていたのですが上場当初から懸念されていた営業赤字と創業間もないことから利益が確保出来ていないことも問題かと考えられます。この様な背景から、長期保有よりも短期保有のスタンスが投資家の間で広まっている可能性があります。今後の日経平均の動きにも注視したいところです。